製作総指揮:角川歴彦
原作:山崎豊子
脚本:西岡琢也
撮影:長沼六男
美術:小川富美夫
編集:新井孝夫
音楽:住友紀人
製作国:2009年日本映画
配給:東宝
出演:渡辺謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二、香川照之、
木村多江、清水美沙、鶴田真由、柏原崇、戸田恵梨香、大杉漣、西村雅彦、
柴俊夫、風間トオル、菅田俊、神山繁、草笛光子、宇津井健、小林稔侍、加藤剛
「待ってました!」の封切初日の鑑賞☆
3時間22分の超大作で、途中10分間の休憩が入ります。
その長さは、全く感じない。この映像空間にずっといたいと思える作品。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%88%E3%81%BE%E3%81%AC%E5%A4%AA%E9%99%BD
多くの映画人が、映像化したかった小説の原作。こちらは、読んでませんが〜
そのダイナミックな三部作が、時間軸を上手く交錯させながら展開する。
会社の不条理、現代の流刑とシリアスなビジネスシーンは身につまされる。
自分の来し方行く末を思うが、不思議と感傷的にはならず、勇気を貰うのだな。
壮大かつ重厚な人間ドラマであるが、渡辺謙演じる恩地元の健気さは救いだ。
鈴木京香演じる妻・りつ子も昭和の美徳を兼ね備えた女性美が素晴らしい。
かつての労働組合正・副委員長で恩地と袂を分かつ行天四郎は三浦友和。
及第点ではあるが、欲を言えば、狡賢い雰囲気のヒール力に欠ける感。
恩地元VS行天四郎は、実話ではないが、この対立を掘り下げて欲しかった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%80%89%E5%AF%9B%E5%A4%AA%E9%83%8E
モデル?舞台?の日本航空が、いみじくもこんな時期。皮肉にも、タイムリー。
客席は、中高年が多いかと思いきや、20〜30代の比率も高かった。
『華麗なる一族』『白い巨塔』、そして放映中の『不毛地帯』。
テレビドラマともリンクして、幅広い年齢層にファンを広げているのだろう。
何より渡辺謙の演技力が、その展開をぐいぐいと引っぱっていく。
そして、1シーンに登場する人物も、名俳優・名女優が揃っている。
実に、記念碑的な作品であるが、人間の業を問う視点は風化することはない。
とにもかくにも、観て欲しい作品。
そこから、共感も同情も称賛も批判もでてくるだろう!
時間を作って、劇場に急げ!、って東宝の宣伝マンか(笑)☆
宜しくどうぞ♪

